WHAT:これはなに?
「VALUE PROPOSITION CANVAS -独自価値-」とは、課題と解決策の対応表を作ること。
顧客・利用者が抱えている課題とその解決策を見比べることで、価値がズレていないか確認する方法。
WHY:なぜやるの?
「顧客・利用者の求めること(ユーザー価値)」と「(企業が)提供する価値(ビジネス価値)」がズレていないか確認するため。
HOW:どうやるの?
- 顧客・利用者が「解決したい問題」「嬉しいこと」「つらいこと」を考え、明文化する。
- 製品・サービスが提供する「解決策」「嬉しいことを感じさせる手段」「つらいことを取り除く手段」を考え、明文化する。
- 「ユーザー価値」と「ビジネス価値」を見比べて、対応しているか確認する。
解説
「VALUE PROPOSITION CANVAS -独自価値-」は、顧客・利用者が抱えている課題と、製品やサービスが提供する解決策を見比べることで、価値がどのように対応しているのかを確認する手法です。
例えば事業についてヒアリングする際には、その事業の強みとセットで、なぜそれが顧客に喜ばれるのかを伺うようにしています。コーポレートサイトなどでは、その会社の強みを会社視点の言葉のまま掲載しても、事実としては正しくても、誰に向けたメッセージなのかがぼやけてしまうことがあるためです。
採用ツールをデザインする際にも、この手法は有効です。企業の業務内容、社風、福利厚生、立地、キャリアパスといった、会社視点でアピールしたい情報が、求職者にとってどのような価値になるのかを一つひとつ見比べることで、何を優先して訴求すべきか、どのような表現で伝えるべきかを判断しやすくなります。
企業側が伝えたいことと、相手が求めていることは、必ずしも同じ言葉や順番で並んでいるとは限りません。両者を見比べる作業を挟むことで、会社視点の訴求ではなく、ユーザー視点で魅力的に見える訴求になっているかを確かめることができます。