WHAT:これはなに?
「Quiz -謎々作成-」とは、アイデアの方向性を決めるための「問い」を作ること。
代表的な問いのメソッドにH.M.W.(How Might We)がある。
課題に対する着眼点、アイディア創出のための種を定める方法。
WHY:なぜやるの?
Wicked problem(厄介な問題・意地悪な問題)に取り組むには、問いを定める必要があるため。
HOW:どうやるの?
- 私たちは、どうやったら「〇〇〇〇」することができるだろうか? という問いをたくさんつくる。
- 問いをひとつ選ぶ。
- 良いアイデアが出たら「問い」をアップデートする。
解説
「Quiz -謎々作成-」は、アイデア出しの前に「私たちはどうしたら〇〇できるだろうか?」という形式の問いを作ることで、アイデアを出しやすくする手法です。
プロジェクトには目指す成果が設定されますが、それをそのままアイデア出しのお題にしても、新規性や効果の高いアイデアが出ないことがあります。目指す成果は、具体的にどんな課題を解くべきかまでは示していないからです。
そこで、リサーチやヒアリングで得た情報を整理し、解くべき課題(目指す成果を達成するための、着手できる範囲の根本的な問題点)を特定した上で、「私たち」を主語にした問いの形式にします。
例えば「パンフレットを渡したものの、その後連絡がない」という課題であれば、「私たちはどうしたら、発注先を選ぶ際に自社を思い出してもらえるだろうか?」という問いに変換します。
このとき、問いの粒度が重要です。
「どうしたら良い商品が作れるか?」のように抽象的すぎると、「良い」の基準が人によってバラバラになり、アイデアの精度がぼやけてしまいます。逆に狭すぎたり、すでに方法が確立されている問いも、新しいアイデアの幅が広がりません。
プロジェクトメンバーが問いの背景まで理解し、興味を持って「考えたい」と思える問いを作ることが重要です。