WHAT:これはなに?
「PROTOTYPING -試作体験-」とは、考えたアイデアを素早く具体化すること。
具体化することで、指差しながらの会話を可能にしたり、アイデアの評価を体験として判断可能にする方法。
WHY:なぜやるの?
作りながら考え、さっさと試して、無駄な議論をなくすため。
HOW:どうやるの?
- 身の回りあるものをつかって試す。
- 演じたり、紙に描いたり、作ったり、アイデアを表現できれば何でも良い。
- やっつけ仕事でかまわない。
解説
「PROTOTYPING -試作体験-」は、完璧なものを作る前に、紙や簡単な模型などでアイデアを素早く形にする手法です。
スライドやUIを手軽に作れるデジタルツールがたくさんあるので、それらを使えば簡単に試作品ができると思われがちです。しかし、細かい設定ができるツールだと、特にデザイナーは、ついつい作り込んでしまいがちです。
また、AIを使えば本格的なスライドや図もすぐに作れます。写真やイラストなども、最終的なアウトプットを想像しやすいものが生成できるので、形になったものを判断しやすくなります。
ただし、情報の整理が必要な図やスライドの場合は注意が必要です。一見完成度が高いように見えるアウトプットは、かえって深く考えるモチベーションを下げてしまい、試作として機能しない場合があります。
そこでおすすめなのは、紙とペンを使ったモックアップです。
数値での配置指定や拡大縮小ができないからこそ、最初はざっくりと、粗い粒度から作ってみるのに最適です。オンラインでの共同作業やデータでの共有には向きませんが、実際に手を動かしながら考えることで、「なんとなくこう」という感覚を、その場で形にしながら検討を進めることができます。