WHAT:これはなに?
「DATA WALL -情報壁面-」は、プロジェクトに関する情報を一つの壁に全て貼って見えるようにしておくこと。
大量の情報を壁に張り、俯瞰することで、パターンや新しい関係性を特定する方法。
WHY:なぜやるの?
- 集めた大量の情報を俯瞰するため。
- みんなで議論できるようにするため。
HOW:どうやるの?
- 壁に集めた情報を貼る。
- 考えていることも貼る。
解説
「DATA WALL -情報壁面-」は、プロジェクトが進行する中で必要な情報を壁に掲示し、メンバーが情報を一度に眺められるようにすることで、新たな示唆を得たり考えたりする手法です。
情報を壁一面に情報を並べることで、全体を俯瞰的に捉えることができるようになります。
DSCLでは、ウェブサイトやパンフレットのリニューアルプロジェクトの際、対象のページを全て印刷し、会議室に貼り出します。印刷したものに、課題だと思う箇所や、なんとなくもやもやする部分、顧客の反応、大事にしたい部分などを話しながら書き出していきます。
そうすると、全員が同じものを見ながら話すため、いま何について話しているかの把握が楽になり、議論に取り残されにくくなります。
話題が前後しても、参照元が壁に貼ってあればすぐに戻れます。
実際にやってみると、「ごちゃごちゃしていた情報を書き出して俯瞰することで、予想していたよりも頭が整理された」という声をよくいただきます。
可能であれば、会議室など現実の空間で情報を貼り出すのがおすすめです。オンラインホワイトボードも便利ですが、PC画面では情報を俯瞰するにはやはり小さく、読み取るのに集中力が必要です。
会議室がしばらく使用できるのであれば、情報を貼りっぱなしにしておくと、いつでも立ち返れる場所になります。
参考文献
Jonas Hecksher, e-Types, in an interview, 2005.