WHAT:これはなに?
「LOG -痕跡保存-」とは、プロジェクトがどのように進行してきたかを記録したもの。
プロジェクトが現在位置にどのように到達したかを忘れた時にチームメンバーでふり返ることを手助けする方法。
WHY:なぜやるの?
プロジェクトの道のりをふり返り、みんなの景色と目的を合わせるため。
HOW:どうやるの?
- プロジェクトのログを残す本やスライドなどを用意する。
- プロジェクトに関連する、重要な問い、概要、示唆を与える写真、最初の草案、起こったこと、気づいたこと(Findings)などを記録する。
- プロジェクトを進める上で、迷ったら、そのログを対話のツールにする。
解説
「LOG -痕跡保存-」は、プロジェクトのログを残すことで、迷ったときに立ち返りやすくする手法です。
数ヶ月にわたるプロジェクトの場合、進んでいくうちに目的の重心が変わってきてしまうことがあります。
例えば、プロジェクト開始時には「20〜30代の人に、より自分ごととして知ってもらうこと」だった目的が、議論を重ねるうちに「広く一般に向けて、会社の存在を知ってもらうこと」のように、だんだんと変わってくることがあります。すると、メンバー同士の目線がずれてしまい、議論が噛み合わなくなる原因になります。
目的が更新されること自体は悪いことではありませんが、いま何にフォーカスすべきなのかは、メンバー間で目線を揃えておく必要があります。
そんなときは、プロジェクトのログを見返すことで、当初の目的に立ち返り、解くべき課題は何だったのか、どのような経緯で変わってきたのか、それを更新すべきかどうかを検討することができます。
もちろん、プロジェクト終了時の振り返りにも役立ちます。