
全天球画像を撮影できるカメラ「RICOH THETA」をスマートフォンで操作するためのアプリケーションです。
iOS、Android用で展開しています。
アプリのUIデザイン、機能検討などをお手伝いしました。
BACKGROUND
このアプリは全天球カメラ「RICOH THETA」を操作するためのアプリです。
カメラとWi-Fi接続し、スマートフォンで全天球画像を撮影したり、閲覧、共有することができます。
CONCEPT

カメラの持っている多彩な機能を、初心者からプロまで幅広く使ってもらえるようにUIを考えています。
また、このカメラで撮影できる「全天球写真」の魅力を感じ、楽しんでもらうにはどうしたら良いか? ぐりぐり触れる写真というコンテンツを、どうやったら直感的に楽しんでもらえるか? ということを念頭に置いています。
CREATIVE SOLUTION
できるだけ、分かりやすく
このカメラで撮影できる「全天球画像」は、パッと見ただけで面白く、良さが伝わります。全天球画像の持っている良さをすぐに感じることができるように、シンプルなUIにしました。
カメラと接続時には、撮影画面を表示。非接続時は閲覧画面を表示するなど、ユーザの状況に合わせて表示する画面を変更しています。
それぞれのユーザにとって馴染みのあるUIを採用し、違和感なく使えるようにOSごとにデザインを分けました。iOS版はHuman Interface ガイドラインに、Android版はMaterial Designのガイドラインに則りデザインしています。
機能検討

「RICOH THETA」アプリは、本体の進化とともに、日々アップデートされています。
新機能の追加時の場合、どういった流れで使用するのが理想的か?ハードウェアとの連携はどうなっているのか?など、考えなくてはならない事がたくさんあります。
言葉のやり取りだけではどうしても抜け漏れが出てしまったり、頭の中に描いているUIでは取りこぼしが出てしまうことも少なくありません。その度にもう一度ミーティングを、というやりとりを出来るだけ少なくするため、画面フローをミーティングの場で作成し、その日のうちにフィードバックをその場で行なっています。具体的なものを提示することで、問題点や疑問点を見つける事に役立ちます。
CREDIT
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Client株式会社リコー
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Design白砂 貴行(DSCL Inc.)