DESIGN FOR EXPERIENCE

日本最大級の人材データベースサービス「doda Recruiters」のUI/UX刷新プロジェクト制作支援

「doda Recruiters」は、転職サービスdodaの持つ会員データベースに企業が直接アクセスし、転職希望者の登録情報(現職種、スキル、居住地、年収など)を確認した上で、直接スカウトメールが送れるサービスです。
この度「doda Recruiters」は、サービス全体のUI/UX刷新、スマートフォン表示への対応、新機能の追加を行いました。
弊社では、プロジェクトメンバーとしてUXの検討やUI制作を支援しました。

BACKGROUND

このプロジェクトでは、大規模なサービスがすでに動いている状態で、機能追加とUI刷新を同時に行いました。そのため、下記のような特徴がありました。

機能が多岐にわたる

「doda Recruiters」には、転職希望者の検索、求人情報の作成、スカウトメールの送信、スカウト状況の管理など、人材採用に関わる多くの機能があります。
UIを刷新するためには、このような多くの機能をデザイナーが効率よく把握する必要がありました。

ユーザー層が幅広い

「doda Recruiters」は、利用社数が数千社以上と、かなり多くの企業が利用しているサービスです。一言で「採用担当者」と言っても、所属している企業の規模や、サービス使用の習熟度は様々です。
そのため、ユーザーの人物像を複数設定し、それを基にUI刷新や追加機能について判断する必要がありました。

SOLUTION

今回は、プロジェクトがすでに始まっている状態でデザイナーが入ったので、機能やユースケースの把握から制作を進める必要がありました。
そのために必要なのは、打ち解けたチームと、意思の疎通を助けるツールです。
今回、私たちは下記のような形でプロジェクトを支援しました。

1.手書きワイヤーの制作を通して、サービスの全体像を把握する
2.道を作る人、道を直す人、道を整える人に分かれる
3.振り返りによって、今回の経験を知識化する

1.手書きワイヤーの制作を通して、サービスの全体像を把握する

弊社のメンバーにとっては初めて開発に関わるサービスだったため、はじめに機能などサービスの全体像を把握する必要がありました。
刷新前の画面を全て紙に出力し、1枚ずつ見ながらユーザーのフローや追加される機能などのをクライアントと一緒に書き込むことで、全体を理解していきました。
これを、まとまった時間で一気に行うことで、サービスの理解度が上がりデザイン制作を行う準備を整えることができました。

2.道を作る人、道を直す人、道を整える人に分ける

「doda Recruiters」は、画面数が多いので3つの工程ごとにデザイナーを分けて作業を進めました。

・ざっくりとデザインを作り、議論を前に進める人(道を作る人)
・議論の中で出てきた変更や修正に対応する人(道を直す人)
・デザインを精緻化し、最終的なものにする人(道を整える人)

これにより、修正が発生しても新しい画面を作る手を止めることなく制作を進めることができます。
今回は、要件の定義をしながらデザインの制作を進める進行だったため、ざっくりと作る人、修正に対応する人、デザインを精緻化し最終的なものにする人、という分担で進めました。

3.振り返りによって、今回の経験を知識化する

大規模のサービスを動かしながらUI刷新と機能追加を同時並行で進めることは、プロジェクトチームにとって経験の少ない取り組みでした。
このプロジェクトに限らず、プロセスを振り返り、得たことを知織化しチームの経験値を高め、次に繋げていくことは必要不可欠です。
弊社のメンバーもこの振り返り会に参加し、アサインされてから納品までの気付きや問題点、その解決方法やまとめ方を一緒に考えました。

例えば、「変更はあるという前提で考える」「気持ちの問題と効率の問題に分けて考える」「ディレクター、デザイナー、エンジニアが必要としているワイヤーフレームは違う」など、今後活かしたい知識をチームメンバーから出てきた言葉でまとめました。

OUTCOME

走り続けている大規模サービスの機能追加とUI刷新を実現

  • UI デザインのデータ
  • 更新時に使用できるコンポーネント
  • スマートフォン表示に対応したデザインデータ

動き続けている大規模なサービスについて、新機能の追加とUI刷新が同時に行われるというプロジェクトでした。スマートフォン向けの表示も今回、新規で追加となった箇所です。

「doda Recruiters」は、利用する会社の規模、人の幅がとても広いサービスです。また、採用に関わるあらゆる機能が搭載されています。できる限りこのサービスの利点を伸ばしつつ、決めた人物像が使用しやすいサービスを目指しました。

私たちがこのプロジェクトから離れてもデザイン検討が進められるよう「ここはどういった理由でこういうデザインになっている」というような部分についても、しっかりとプロジェクトメンバーと話し合いながら固めていきました。
また、コンポーネントのデザインをできるだけ今後の機能追加にも耐えられるように意識して作成しています。
前半に機能を把握したことや、プロジェクトの最中に追加される機能を一緒に見てきたことが役に立ちました。

CREDIT

  • Client
    パーソルキャリア株式会社
  • UX design
    大竹 沙織(DSCL Inc.)
  • UI design
    白砂 貴行(DSCL Inc.)
  • UI design
    株式会社ワーキング・ヘッズ

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